山に登ると
展望のための建物があった。
二年前と変わらなかった。
二年前二人は誓った。
「何かあったら、ここで」
小学生みたいに柱に書いた名前は
色あせずに留まっていた。
まるで
気持ちがまだ貼りついているかのように。
本気だったコトバが
すべてが嘘になる。
約束も
誓いも
思い出も
気持ちも
嘘になった。
展望のための建物があった。
二年前と変わらなかった。
二年前二人は誓った。
「何かあったら、ここで」
小学生みたいに柱に書いた名前は
色あせずに留まっていた。
まるで
気持ちがまだ貼りついているかのように。
本気だったコトバが
すべてが嘘になる。
約束も
誓いも
思い出も
気持ちも
嘘になった。
コメント