無題

2005年10月16日 恋愛
秋のカラカラの空気に唇が乾く

目はどうしても乾かない

上を向きたくなんか無い

こぼれてしまうものは一緒

もっと

風をあびれば変わるんじゃないかと

イキツギなしでたくさんペダルを踏んだ


陽があたたかかった

手がつめたかった

キミの所に 行きたかった



胸が軽いのにきずいたのは夕方だった

周りのみんなが楽しそうだった

薄蒼い光が胸を通り抜けるのがわかった





まだいるよ まだいるよ





机の上の小さな水たまりを指でなぞったら

すっと消えてしまった

ああ 夢を見てるんだ

悪い夢を




頭がまわらない

明日の予習しなくちゃいけないのに

眠れない

明日の朝早いのに






まだいるよ





コメント