イキル

2005年3月14日 恋愛
心の中

曇りガラス

一年のツキヒが

乾かない傷にふりつもる



あの子は幸せになるだろう

そんなの全部壊れてしまえばいい

いなくなってしまえばいい

本当に大切なら

自分がどんなになっても

あいてのしあわせを願えるのだろうか


もう色はおけなくなっているのに

もしかしたらと

かすれた線でも引けるんじゃないかと

描かれた何かの塊をなかったことにするように

とらわれたように

絵筆を

うすぎたない紙にこすりつける

今でも、まだ。

あの子は一つずつ前へ

空回りは、俺だけ。

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